注意事項

窓ガラスフィルムを施工する際には、事前に知っておいていただきたい大切なポイントがあります。スムーズな施工と仕上がりの美しさを保つため、以下の注意事項をご確認ください。

高所作業

高所の窓の施工には、長尺脚立や簡易足場を使用します。使用機材は現場状況により判断され、施工ができない場合もございます。なお、足場設置には別途料金が発生いたしますので、あらかじめご了承ください。

フィルムの隙間

窓ガラスフィルムの施工に際しては、水抜き作業を行うため、フィルムの四辺に数ミリ程度の隙間が生じます。なお、この隙間があっても、飛散防止性能には影響ございませんのでご安心ください。

プラスチック素材への施工

アクリル板やポリカーボネートなど、プラスチック素材の窓にはフィルム施工ができません。あらかじめご了承ください。

水溜り現象

施工後、フィルムとガラスの間に水泡や白濁が見られることがありますが、これは乾燥過程で一時的に生じる現象です。通常は時間の経過とともに自然に蒸発して消失しますが、気温が低い場所や日陰では乾燥に日数を要する場合があります。特に厚手タイプや金属タイプのフィルムは水分が抜けにくいため、乾燥に時間がかかる傾向があります。

虹彩現象

室内蛍光灯の反射光や太陽の反射光が映り込む加減によってはフィルム表面に虹模様が見えることがあります。あらかじめご了承ください。
※ 虹彩現象を起こしにくくした製品を貼った場合でも、屋外から見た際に虹模様が見えることがあります。あらかじめご了承ください。

ガラスの熱割れ

ガラスが直射日光を受けると、日が当たっている部分だけが大きく暖まり、少しずつ膨張していきます。ところが、ガラスの端のほうや影になっている部分はあまり温度が上がらず、膨張もしません。このように、ガラスの中で温度差が生じると、暖まった部分と冷たい部分の間に「引っ張る力(熱応力)」が発生します。特にガラスの端の部分には強い力がかかりやすく、もしその力がガラスの強さを超えてしまうと、「ピシッ」と割れてしまうことがあります。これが「熱割れ」と呼ばれる現象です。熱割れは、ガラス自体に傷があったり、端の処理が不十分だったりすると、起こりやすくなります。

耐久年数

窓ガラスフィルムの耐久年数は、一般的に「製品保証期間の2~3 倍」が目安とされています。たとえば、保証が5 年の製品であれば約10~15 年、保証が3 年の製品であれば約6~9 年ほどお使いいただける可能性があります。
ただし、設置場所の環境によっては、フィルムの寿命が短くなったり、見た目や性能に劣化が生じることがあります。特に、強い日差しが長時間当たる場所や、熱がこもりやすい窓まわりでは、予期せぬ不具合が起こる場合もあります。

フィルムの剥がし方

窓ガラスフィルムは剥がすことが可能ですが、糊が残ることがあります。専用の道具(スクレーパー)などを使用して糊を除去します。劣化の状況によってはなかなか剥がれない場合もございます。剥がす必要がある場合は、専門業者による清掃をお勧めします。

窓ガラスフィルムの施工はお任せください

種類やスケジュールなど、お気軽にお問い合わせください。

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